ちょっとびっくり。有機肥料の危険性とは?

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有機肥料にも危険があるの!?良さそうだと漠然と考えていた有機野菜にも心配点があるようです・・・。

有機栽培野菜では化学肥料は使いませんが、有機肥料を使って野菜を栽培します。

有機肥料には、家畜の糞尿を発酵させた動物性肥料と、草を発酵させたものや、米ぬかを使った植物性肥料があります。どちらを使っても有機栽培野菜として認められます。

「化学肥料を使うよりも安全」というイメージがありますが、いくつかの問題点があります。

  • その家畜、安全?
  • ニトロソアミン発生の可能性

一つ目は、家畜の糞尿を発酵させた動物性肥料について、その家畜自体が安全かどうかです。

例えば、牛の糞から作られている牛糞堆肥には、自然な環境で育てられた完全な放牧牛でない限りその排泄物には様々な有害物質が凝縮されています。

主なものとしては、牛インスリン、インスリン用成長因子、エストロジェン、カゼイン、乳糖、遺伝子組み換え牛成長ホルモン、抗生物質など。これらの有害物質は、様々な慢性疾患を引き起こすことが報告されています。

有害物質が含まれる牛の排泄物で作った堆肥を使い、育てられた野菜を食べることで人の体内にその毒が取り込まれてしまいます。

また、堆肥を作るためには、じっくりと時間を掛けて発酵させる必要がありますが、中には発酵が不十分な状態で出荷される場合があります。発酵が不十分だと温度が上がらないため殺菌が出来ず、堆肥の中に病原菌が残ってしまいます。

このような堆肥を使って育てた野菜を食べると、病原菌が野菜に移り、食中毒を起こす可能性があるといわれています。

耐菌性の危険性・・・

また、さらに難しい話ですが、私たちが病気の時、「抗生物質」を処方されることがあります。実はこの抗生物質、人よりも家畜に多く使われているそうです。(アメリカでは80%、家畜が食べる飼料の添加物や家畜の医薬品として)

私たちが処方される時に「症状が治まっても、処方されたものは全て飲みきってください」と言われます。これは勝手に飲み止めて残ってしまった菌に、“ 抗菌剤に対する耐性 ”が付かない為と、その抗生物質を別の時に自己判断で飲んだりしないためだそうです。

抗菌剤に耐性のある菌が生まれ、抗生物質が効かなくなっていまうと、いざという時に頼る薬がなくなってしまいます。これと同じことが動物性肥料でも起こる可能性があるそうです。

抗生物質を多く投与された牛から作られる、牛糞堆肥を使い作られた作物に耐性菌が付着している可能性があり、それら農作物を食べることで耐性菌が体内に入ると、抗菌薬が効かなくなり健康被害の要因になるという心配があるそうです。

肥料そのものの危険性

もう一つ、ニトロソアミン発生の可能性です。

農作物が肥料から窒素を取り込むと、「硫酸性窒素」に変化します。人が硫酸性窒素を含む野菜を食べると、一緒に食べた肉や魚のタンパク質と結合することでニトロソアミンという発がん性物質が発生する可能性があるといわれています。

化学肥料でも有機肥料でも、肥料を使う事で硫酸性窒素が野菜に蓄積されます。体に良いと思って野菜を食べていても、体内で発がん物質が生成される可能性はあるということです。

現実的な事を考えると・・・

最も理想的な野菜は、無農薬・無肥料で栽培された自然農法の野菜です。

しかし、現時点では、自然農法で栽培された野菜が市場に出回る事は非常に少なく、日常的に入手するのは困難です。なるべくリスクを減らすという心掛けで野菜の選び方を考えましょう。

有機栽培の中から野菜を選ぶ場合

生産者がどの様な肥料を使って野菜を栽培しているのかを出来る限り調べる事が大切です。また、生産者の顔が見えることで、信頼性も高くなります。スーパーで買うよりネットで買う方がじっくり選べて良いのかもしれません。

慣行農業で栽培された野菜を選ぶ場合

無農薬野菜(栽培期間中農薬を使っていない野菜)や減農薬野菜を選ぶ事により、農薬や化学薬品による汚染のリスクは軽減されます。

旬のものを地産地消で

収穫したての野菜と、収獲してから冷凍し海外に輸送した野菜のビタミン量を比較すると、冷凍の方はビタミンCの含有量が半分に減る事が研究で分かっています。

出来る限り近隣の農地で生産された、旬の野菜を食べる事が野菜の栄養素をより摂取するために大切な事です。

食品を全体像で考える

有機飼料の危険性を知ると全ての野菜を疑いたくなりますが、深刻に受け止め過ぎるのもいけません。

これらの危険性はどれくらい大ごとか、というと、たくさんある「注意すべき食品」の一つでしかありません。

食品添加物の害にも似ているものがあります。

普段食べている食品にもニトロソアミンが発生する可能性があると言われているものがあります。ハム・ソーセージ、明太子等です。これらの食品の発色を良くするために含まれる亜硝酸Na(ナトリウム)は食品の原料に含まれる物質と反応を起こし、ニトロソアミンに変化する事が分かっています。 >> 詳しくはこちら 「 亜硝酸Na 」について

つまり有機肥料や有機野菜にも、こういったリスクがあると理解すると同時に、それらを避けることが難しいのであれば、それ以外の、自分で避けられる「食品添加物」の方をなるべく減らしていこう、と考えるのが健全です。完全に無くすことは難しいので、「なるべく減らす」という心掛けです。

また、がん細胞自体は毎日発生していると言われています。それでも病気にならないのは、体の免疫力やがん細胞を消滅させる細胞が強く働くからです。そんな体作りも同時にしていかなくてはいけません。

 

最後に、ある時から急に目に入るようになった「遺伝子組み換え食品」について、「体に悪い物である」と、何となくでしか分かっていなかったので、ちょっと調べてみましたが、とても怖いものだとわかりました。

>>「遺伝子組み換え食品の危険性」を読む。

-食事を食材から見直そう【野菜編】

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