ウコン色素

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読み方・表示名ウコン色素・クルクミン・ターメリック・うこん
使用用途着色料( 食品に黄色をつける。)
使われている主な食品からし・漬け物・カレー粉・清涼飲料水
使われている主な製品日本ハム「天津閣肉まん チキンナゲット(ソース)」
プリマハム「スパイシースティック」
ティジョン「マスタード」
NOBEL「VC3000のど飴」等
毒性発がん性の疑いがある

健康食品? 危険な色素?

ウコンと聞くと、カレーのスパイスの一種や生薬のイメージが強いですね。

最近ではお酒を飲む時に悪酔いしないようにとか、二日酔い予防にウコンエキス配合のドリンク剤が売られていたりします。

しかし、調べてみると、「 体にいい・健康いい・抗ガン作用あり 」とする考えと、真逆の「 危険な食品添加物 」とする考えと、両方が出てきます。

さて、どっちを信じればいいのでしょう?

「 ウコン色素 」と「 ウコン 」

ウコン色素とは、ショウガ科植物「ウコン」の根茎を乾燥させ、エタノールやプロピレングリコール、ヘキサンで抽出したもので、主成分は「クルクミン」と呼ばれるものです。

※ エタノール…アルコール(一般飲食品)
※ プロピレングリコール…石油工場で大量に生産される酸化プロピレンを水で分解したもの、危険を指摘する声もあるが、注射液にも使用されている。
※ ヘキサン…石油由来の物質で、主に食用油脂の抽出に使われる。

一方、ウコンは種類が多く、効能も様々です。東南アジアだけでも30種類あると言われています。

代表的なもの

  • 秋ウコン(ウコン)…健康食品・着色料など、クルクミン含有量が多い
  • 春ウコン(キョウオウ)…健康食品など、クルクミンはそれほど多くないが精油成分が多く、血圧低下・コレステロールを溶かす働き
  • 紫ウコン(ガジュツ)…夏ウコンとも呼ばれる。中国医学・漢方など、クルクミンをほとんど含まず、精油成分が多い

ウコンの種類によって、クルクミンの含有量は違っています。秋ウコンに多く含まれているので、そこから抽出するのが一般的です。ウコン色素の主成分でもあるこのクルクミンは、ウコンの根に蓄積している、ポリフェノールの一種です。

※ ポリフェノール…多くの植物が光合成をする際に作られる「色素・苦味・渋み・アク」を言います。人が摂取すると、抗酸化作用、老化防止作用があると言われている

昔から、生薬や漢方の素材として、また、食品、天然顔料として、インド・東南アジア・中国・沖縄などで利用されてきました。

長い歴史から、食品、天然色素としては安全だと考えられています。

クルクミンは抗酸化作用があり、胆汁の分泌を促進し、肝臓の代謝改善効果( 脂質代謝、薬物代謝など )の促進する作用があると報告されています。

つまりは、肝臓病や肝炎の予防・改善、生活習慣病(糖尿病・高血圧・動脈硬化など)のリスク低減が期待できるということです。

ではなぜ、ウコンやウコン色素が危険だという意見があるのでしょう?

一見、非の打ち所もない、体に良い成分のように思われますが…。これには、手軽さゆえの落とし穴があるようです。

ウコンは1994年~2003年に日本で発生した( ダイエット目的以外の )健康食品・民間薬による薬剤性肝機能障害の原因物質の4分の1を占め、最も多いのです。

事例1

肝硬変が改善してきていた40代女性が、粉末ウコンを通販で購入。毎日スプーン一杯飲み始め、2週間後症状が悪化し入院すると、腹水がたまり多臓器不全に陥った。

事例2

ウコンを服用し始めた30代女性が、吐き気・黄疸で入院。肝機能が増悪していた。ウコンに対し、薬剤リンパ球刺激試験が陽性だった。

これらは、薬剤性肝機能障害とアレルギーもしくは中毒の関与が考えられます。「 薬 」としての作用が大きいため、過剰な摂取は危険な場合があると知っておかねばなりません。

いわゆる健康食品と呼ばれているドリンク類やカプセル・錠剤状の食品の効能書きには注意が必要です。

なぜなら、これらは薬品ではないため規制の対象から外れ、ヒトへの臨床試験はほとんど行われていないのです。

ウコンは、食品添加物に指定されているため、簡単な動物実験の結果で商品化され、人間にも有効と宣伝しています。

また、厚生省が認めた(1985年)(財)日本健康・栄養食品協会の認定マーク 「JHFA」という表示は、「 その健康食品の含有量・不純物の混入なし・細菌などによる汚染なし 」を保証しているのであって、効果や効能を認めているわけではないのです。

大抵の場合、健康食品は無害ですが、 まれに健康被害の報告があります。リスクがあるということを頭に入れておくべきです。

今や、健康食品だけではなく、合成着色料に代わりあらゆる食品の黄色の着色に使われているウコンです。

適量ならば体に良いものですが、知らず知らずのうちに摂取過剰になってしまわないように、自覚が必要です。

-この食品は大丈夫!?危険度チェック

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