食べないダイエットはリバウンドの原因になります

断食は名前のごとく、食事を断つダイエット法( 健康法 )です。

「食べないダイエットはリバウンドする!」なんて話を聞くと、「じゃあ断食はだめじゃん!」って思ってしまうところですが、大丈夫です。

酵素ドリンクを使った断食は、 リバウンドをしません 。

そもそも、リバウンドが起きる原因とは

酵素断食は、断食中でも酵素ドリンクに含まれる栄養素をしっかり摂るので、体が飢餓状態にならず筋肉の減少が抑えられます。これが、酵素ドリンクを使う大きな利点だと言えます。

何も食べない断食で、リバウンドの原因となるのは以下の理由があります。

  1. 体が飢餓状態になり危機感を感じてしまう
  2. ホメオスタシス(生体恒常性)という機能が働く
  3. 筋肉が減少し消費エネルギーが低下する
  4. 満腹中枢が変化する

人間の体は未だに飢餓に強く、食べ過ぎ( 飽食 )に弱い、という仕組みを持っています。現在のように、いくらでも食べ物が手に入るようになったのは人類の歴史が始まって、まだまだ最近のことです。

人類が生まれた歴史を1年で例えると、人類が始まったのが1月1日0時00分、今の飽食の時代は、大晦日12月31日の23時50分になってからなんだそうです。

12月31日の23時50分までは、人類は飢えと戦っていたのです。そう考えると、人類の飽食のこの時代に合わせた進化は、まだ追いついていません。

なので、昔の人が狩りをしてようやく食べ物にありつけた時のような体のシステムのまま、今も生きているわけです。

食べ物を制限し栄養不足になると、「 やばい!栄養が足りない!! 」と体は警告を出し、何とか、体に蓄えている材料をエネルギーに変えて生きようとします。

脂肪や筋肉を分解してエネルギーに変えてしまうのです。

なぜ、筋肉が分解してエネルギーに変わるとマズイのか?

筋肉量が基礎代謝に関係している、という話を聞いたことはあるでしょうか。

人間が生きていくために消費するカロリーの大部分は無意識にしている生命の活動で消費しています。心臓を動かす、食べたものを消化、吸収、排泄する、呼吸するなどです。( 寝ていてもカロリーを消費しているのはこのためです )

それに加え、筋肉量も関係しています。筋肉を発達させると神経も発達し、血管も発達します。筋肉量が多いほうが血流も多いですし、体温も高いです。

また、同じ運動でも筋肉を動かす方がエネルギーを多く消費します。

今現在、基礎代謝 = 筋肉量という簡単な図式が、 本当なのか?ウソなのか?と両論あるようですが、完全に嘘だとの断定はできないようです。

実際のところ、以前は基礎代謝を占める筋肉の割合が40%だったのが現在の研究で18%程度だったということがわかったそうです。

しかし、脂肪が最終的に燃焼されるのは 筋肉内のミトコンドリアによるものなので、脂肪燃焼に筋肉は必要ですし、管理人が、筋トレを頑張っていた時には、代謝の変化は感じていたので否定はできないと思っています。

汗をかきやすくなるという点でも、代謝が良い状態だと言えます。

人の体は、飢餓状態( エネルギー不足 )になると、体を動かす為のエネルギーを、体に蓄えてあるグリコーゲン( 糖質 )や体脂肪でまかなうとともに筋肉を分解してエネルギーに変えるので、筋肉量は減少します。

※これを糖新生といいます。

結果、1日の消費カロリーは低下、太りやすい体質になってしまいます。

食事制限ダイエットを終えて食事量を元に戻すと、消費カロリーが少ない体には、今までと同じ分量の食事でもカロリーオーバーとなってしまいます。

余ったカロリーを蓄えやすくなるのでリバウンドに繋がる、というわけです。

ホメオスタシス(生体恒常性)とは

これは、生体が「 同じ状況を保とう 」という本能に備わっている大切な働きです。体温を常に保ったり、傷を元に戻そうと修復したりするのも同じ働きです。

生体は命を守るために、大きな変化を嫌います。そのため、大幅に食事が減ると、何とか少ない食事で生体を維持しようと低燃費な体になってしまうんです。

例えば山で遭難して、飢餓状態になったときには、この生体を守る機能は大活躍しますが、食べないダイエットでも同じことが起こります。

食事制限によるダイエットで、停滞期が起こるのもホメオスタシスが働いているからです。

体重の減少に危機感を感じ体重を維持しようとしているのです。

この本能とは上手に付き合う必要がありそうです。

満腹中枢は鈍り、過食の原因になる

変わるというか、上手な表現が見つからなかったので伝わりにくいかもしれませんが、満腹中枢( 脳が満腹だ!と感じる感覚 )は、食べた量や、胃の状態とリアルタイムに連動していないのはご存知ですか?

お腹いっぱいな感覚は胃の感覚ではなく脳による信号です。脳は「 満腹だよ~ 」という信号を伝達する時間に時差があります。

急いで食べると、食べ過ぎてしまうのは、満腹中枢がお腹いっぱいと伝えるまでに約20分程の時差があって食べ過ぎを伝える信号が間に合わなかったからです。

いつも早食いの人が、ゆっくりゆっくり食べると、「 いつもより食べていないのに、もうお腹いっぱいになっちゃった 」と感じます。

ダイエット中はこの働きが鈍るそうです。

食べないダイエットなどで栄養不足が続くと、脳は栄養を確保しようと働きます。満腹中枢が鈍り、摂食中枢(食べたい衝動 )が活発になります。

この食欲は脳による、「いっぱい食べろ!」というサインなんですね。

これが過食の原因となり、リバウンドを招いてしまいます。

酵素断食がリバウンドしない理由を簡単にまとめると

『断食中でも十分な栄養素を酵素ドリンクで摂れるため、体が危機感を感じにくく、筋肉量が低下しにくい』からです。

ここまできても、本当に断食ダイエットがリバウンドしないダイエットなのか?不安になる人もいるかもしれません。

もちろん、失敗する人もいます。

途中で断食を断念してしまったり、復食をおろそかにしてしまうと失敗の原因になりますが、もう一つ大きな原因になりやすいのは「 酵素ドリンクの質 」です。

たくさん種類がある酵素ドリンクですが、中には栄養がほとんど無く、砂糖水のような酵素ドリンクもあります。また、保存料や安定剤などの食品添加物が入っているものもあります。

砂糖と添加物は、酵素を無駄に消費するワースト1の食品です。

このようなドリンクを使ってしまうと、断食効果がほとんどなく、さらには酵素を無駄に消費する最悪の結果になります。

酵素ドリンクの選び方については、「 買ってはいけない酵素ドリンク(準備中) 」で説明したいと思います。

最後に、先ほど、体にとって脂肪が急に減少するような大きな変化は、リバウンドの原因となる、とお伝えしましたがここは勘違いしやすいポイントなので注意してください。

よく宣伝にあるような、「 酵素断食48時間で、3Kg減量!」 というのは、単純に脂肪が燃焼したわけではありません。つまり、ここがダイエット成功のポイントではないんです。

ここが酵素断食の大きなダイエット効果、大切な点だと思っています。

詳細は次の「 酵素ドリンクに痩せる効果はない 」を読んでみて下さい。

>>「 酵素ドリンクに痩せる効果はない 」を読む。

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