どうして、消化酵素を節約しなくてはいけないのか?
ここでは、大事な消化酵素と代謝酵素の関係について書いていきます。
消化は、人が生きていくために使うエネルギーとなる栄養素を体に取り込むための大切な作業です。
体を作るアミノ酸や酵素が働くためのビタミン、ミネラルも食事によって補給されるため、生命を維持するには、まず食事を消化し吸収しなくてはいけません。
そのため、消化は他の作業よりも優先的に行われ消化に使われる消化酵素も、必要な分だけ優先して使われます。
酵素は1日の生産量が決まっています。優先的に消化酵素が使われて、余った分の酵素が代謝に使われます。
つまり、 消化酵素をどれだけ使うかが、代謝酵素が使える分を左右してしまうのです。
代謝の働きが十分にできなくなってしまうことが、余分なものを貯めこんだり、細胞を作り替える作業が疎かになったり「 代謝の低下 」が起こる原因になっていますが、これらの大元の原因は「 消化酵素の浪費 」が大きく関係しています。
体内で生産される限りある酵素を、代謝酵素に十分にまわすためには、いかに消化酵素を節約できるかが大切。
断食中は消化酵素をほとんど使わないため、十分に酵素を代謝酵素に回せるという大きな効果があるので、定期的な断食で代謝酵素を存分に使い、体をリセットすることも大切。
ですが、断食後も太りにくい体を維持するためには、毎日の食事に気をつけ、
- 消化酵素を無駄遣いしない
- 消化酵素を節約して、代謝酵素を温存する
この2つを意識した、食生活への改善も絶対に必要です。もちろん難しいことはなく、ちょっとした工夫をすれば十分可能。
「 たまには好きなものをたらふく食べたいし、不摂生もしたい!」
「 毒だとわかっていても添加物入りのおやつを食べたい時もある…!!」
「 毎食、酵素のことばかり考えるのは大変…!!」
管理人こぶたもそう思うときが多々あります。
食事に気を使うということは、自炊しなきゃいけなかったり、食材を揃えなきゃいけなかったりと、余計に、時間や手間がかかります。
なので、管理人こぶたは100%完璧は求めずに、
- なるべく毒を溜めないように、普段から配慮する。
- それでも、溜まってしまった毒は定期的にリセットする。
これが、現時点での理想ではないかな?と考えています。
次では、年齢を重ねるにつれ、さらに、こういった食事の見直しは絶対に必要になってくる、その理由をお話します。